新しいロボット掃除機導入しました #
先日のブラックフライデーで購入したロボット掃除機 DEEBOT T8が届いたため，開封し，早速動かしてみました!
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先代のロボット掃除機はやんちゃすぎた #
と，その前に，じつは我が家にはいつ買ったかも覚えていない先代のロボット掃除機がいます．調べてみると，我が家にいるSHARP製のロボット掃除機COCOROBOの初代は2012年の6月に発売されていたのでおそらく8年から9年ほど我が家にいます．さすが日本製と言うべきか？不調は見られず，未だに稼働する様子を見ると，良い買い物だったのかもしれません（自分が買ったものじゃないけど）．
このような電化製品はバッテリーなどがへたってきて満足な稼働時間が得られずゴミとなる…というのが普通ですが，うちのCOCOROBOは買ってすぐにベットルーム専用機となり，一部屋しか担当していない為，バッテリーのもちがあまり関係ないのも長く使えている理由の一つかもしれません．
なぜ購入して早々，ベットルームでベットの下を這いずり回るのがCOCOROBO君のお仕事となってしまったのか…そこには，今回購入した新しいロボット掃除機と，COCOROBOの障害物の検知方法の違いが関係します．
3D物体回避(True detect)テクノロジー！！ #
https://www.ecovacs.com/jp/deebot-robotic-vacuum-cleaner/DEEBOT-OZMO-T8/
今回，新しく導入したロボット掃除機の目玉機能の一つが3D物体回避テクノロジーです．名前はかっこいいですがこれがどのように働くかと言うと，まさしく，目のような2つのセンサーが立体的に障害物を認識します．つまり，正確に障害物を認識し，掃除中に必要以上に障害物にガツガツと当たりません．
もちろん，10年近く前のロボット掃除機にはそんな機能存在（印象，未確認，適当）せず，COCOROBO君も一般的なロボット掃除機にもれることなく，家具の足などにガツガツと当たり散らかしながら掃除をしていました，その結果，リビングの木製の家具を傷つけてしまうのではないかと言うことでCOCOROBO君としては誠に不名誉かもしれませんが彼はベッドルームに左遷されました．調べてみると，ルンバなんかでもガツガツと当たりながらアグレッシブに掃除をする機種は未だあるみたいです．
昔話はさておいて，このような経緯があり，我が家ではロボット掃除機をあたらしくリビングに導入する事に及び腰だったわけですが，最近の技術の進歩はすごい！と言うことで，同じくブラックフライデーで買ったAmazon echo dotがお気に入りとなり，コツコツとAlexaから指示を出せるものを集めている筆者が先陣きって購入しました．ちなみにブラックフライデーのセールで定価60000円ほどが42000円ほどとなっていました．また，家族から出資を募ったところ父親が1万円出してくれたので大変お買い得となっておりました？
だいぶ話は逸れていますが，実際に掃除を始めさせると，とにかく丁寧なタッチで障害物にブラシを当てて掃除する様子が確認できたので3D物体回避には感心しました．
3D物体回避テクノロジーは家具や壁にガツガツ当たらないのはもちろんのこと，落ちているコードに絡まることや，狭いところに挟まって動けなくなることも防いでくれます．
丁寧な仕事ぶりの動画を撮ったのでご確認ください！
複雑な椅子の足も舐めるように掃除！
基本的にはガツガツと家具に当たるような事もなく，ブラシをうまく当て，丁寧に掃除してくれます．
明らかに筆者の掃除よりも丁寧です．また設定次第では2回掃除させるなど，さらに念入りな設定も可能です．
大満足！？ T8の目玉機能について #
もちろん，新しいロボット掃除機を買う際に色々なメーカー，種類のものを調べました．その上でこのECOVACSのT8を選んだ理由について話したいと思います．
【目玉機能1】 SFの世界観！高精度なマッピング！ #
上で紹介した3D物体回避と合わせてこのT8にはもう一つのセンサーがついています．
正式名称D-ToFセンサーなるセンサーがついており．D-ToFセンサーとは,Dはなんだかわかりませんが(Direct? Ditection?) ToFは"Time of Fly"つまり発射した光が反射して帰ってくるまでの時間で対象物との距離を測るセンサーということです．このセンサーによって壁などの障害物を検知し，マップをその場で作る事で効率化された掃除を行うことができます．もちろんこのセンサーによって作ったマップは掃除を繰り返すごとに精度が上がり，また，この機能によって作られたマップを使い，アプリからの操作で細やかな掃除の指示を出すこともできます．
こんな感じで数回掃除を終えた後にはそこそこ綺麗なマップを作ってくれます．掃除機も下を通れないような家具があると壁と認識されるため，到底，家のようには見えないかもしれませんが，実際にはとても正確だと思います．マップ上の注意事項として，レーダーを飛ばしているため，右下の方は窓ガラスを貫通してベランダまで認識してしまい，マップが荒ぶっていますが実際には窓なので問題はありません．また，大きな鏡などでもレーダーが反射し鏡の先に部屋があると勘違いする事もありますが同様に問題はありませんでした．上の写真のようにアプリから簡単に赤線を引き，そこには入らないようにしたり，重点的に掃除をさせたりも柔軟にできます．
【目玉機能2】 これで安心！5200mAhの大容量バッテリー！ #
この掃除機にはなんと5200mAhものバッテリーが搭載されており，1回の充電で３時間もの掃除を行うことができます．
「いやいやいや，３時間もどこ掃除するのよ？？」
と思ったそこのあなた！甘い！！
バッテリーは大きければ大きいほど良いのです．ロボット掃除機に毎日掃除をさせる場合，1年で300回を超える回数の掃除をするわけです．最初から掃除を終えるギリギリのバッテリーしか積んでいなければ，長く使っているうちにバッテリーも消耗品なのでへたってきて，掃除途中で力尽きるなんてことになりかねません．オタク大好きカタログスペックでは３時間で300㎡以上の面積を掃除可能とのことなので多少バッテリーがへたったくらいでは一般的な日本の家なら余裕を持って掃除してくれるでしょう．
【目玉機能3】 コードを避けろ！3D物体回避(True detect)テクノロジー！ #
さっき紹介したのでしつこくなってしまいますが，少し補足しておきたい事もあるので紹介します．
まさに目のようにT8の前方についている2つのセンサーが立体的に障害物を検知し，避けてくれる機能ですが，実際のところ50％くらいの確率で我が家のスリッパを荒らしています．ホームページなどの紹介文では床に散らばるコードなどの検知能力があがったとありましたが，実際は細々としたものは念の為に床から上げておいた方が良いように感じます．
実際に自分の部屋では床に散らばっていたコードを記事でも紹介したケーブルホルダーでまとめて床から上げています．
https://yatsuhashi-gadget.com/95/
Anker Cable Holder の記事
【目玉機能4】 全然違う！床の水拭き機能！ #
このロボット掃除機はなんと床ふきまでやってのけます．掃除機本体の重みで床を磨くため，もちろん大人が雑巾掛けをするようなパワーでは磨けませんが，毎日の掃除と合わせてさせる事で掃除の効果が全然違うと思います．実際に自室を水拭きさせると，モップも汚れ，明らかに歩き心地が違いました．何よりも水拭きをすると気分がいいですね．
もちろん，ゴミの吸引と水拭き同時に行うので掃除時間が伸びるなんて事もありませんし，この水拭き機能は水量の調整や，水拭き禁止エリアの設定などとても融通がきいて便利だと思います．
実際に掃除させてみて #
自分が一番気に入った機能はマッピング機能です．このマッピング機能によってT8は効率的に掃除をします．また，家全体を掃除した後も迷子にならずに一直線に充電ドックに戻っていくためどこかで行き倒れているのを心配する必要もありません．
逆に残念だった機能は3D物体センサーです．ホームページではコードも検知するようなことを言っていたのに，実際には我が家のスリッパをたまに荒らします．コード類は床から上げてしまっているのでわかりませんが，スリッパは踏み潰してしまえという教育をEVOVACSではT8にしていたのでしょうか．
EVOVACSにはもちろん，色々なグレードのロボット掃除機があり，一個下？のN7などには3D物体回避テクノロジーはついていません．わざわざこの機能が欲しくてT8を選んだ自分にとっては，この機能がついていない機種と比べていないのでわかりませんが，スリッパくらい避けてくれと思ってしまいました．
なぜ自分がスリッパ，スリッパと騒ぐのか？
それはスリッパ以外は避けるからです．素晴らしい．
（追伸）ロボット掃除機の新たな天敵として洗濯物干しがエントリーしました．椅子のような足がある物はうまく避けますが，形が少し複雑だと検知しないかも．．．
最後に #
届いて数日ですので良い点，悪い点がまだ出てくるかもしれませんが，今のところは大満足です．セールで買えば，コスパ抜群と言っても良い掃除機だと思います．
ちなみにもう既に愛着が湧いてきて，ペットのように可愛がってやるつもりです．